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プロダクト推進とプロジェクト推進―それぞれの立場から語るフォルシアのディレクション

2026.09.18

社員インタビュー 営業

こんにちは。HR戦略部の芦田です。

皆さんは「ディレクション職」と聞いてどのような仕事をイメージしますか?
フォルシアのディレクション職は、お客様の要望をもとに社内外のエンジニアと連携しながらプロジェクトを進めたり、プロダクトの仕様検討・改善を推進したりと、幅広い役割を担っています。

そこで今回は、昨年度入社された阿部さんと矢部さんに現在の仕事に関してインタビューを行いました。
お二人はそれぞれ「プロダクト推進」と「プロジェクト推進」のチームに所属し、異なる立場からディレクション業務に携わっています。今回は、二人の仕事を通じて、フォルシアのディレクションがどのような仕事なのか、その難しさややりがいについてお話を伺いました。

DSC07090.JPG左:インタビュアー/中央・右:ディレクションメンバー

本日の座談会メンバー

DSC06976.JPG阿部 智恵莉(あべ ちえり)
2026年1月キャリア入社。休日はインドア派ですが、最近は身体を動かすことを目標に、市民プールに行ったり、自転車で出かけたりしています。最近はボルダリングにも初めて挑戦しました。冬になったら、フォルシアのアウトドア部でスノーボードにも行きたいと思っています!


DSC06997.JPG矢部 楓季(やべ ふうき)
2025年9月キャリア入社。ライブやフェスに行くことと、ゲーム配信を見ることが好きです。身体が硬いことがコンプレックスだったので、体力づくりも兼ねて今年からヨガを始めました。フォルシアのヨガタイムがきっかけで、今では月8回くらい通っています!



(インタビュアー:HR戦略部 井上なつみ)

まずはこれまでの歩みを聞いてみました

― 今日はよろしくお願いします。さっそくですが、これまでのキャリアについて教えてください。前職ではどのようなお仕事をされていましたか?

阿部)前職では中堅SIerでエンジニアとして働いていました。開発だけではなく、保守・運用、テスト支援、PMO、仕様や要件の整理などさまざまな業務を経験しました。旅行や航空関連のプロジェクトに携わることも多かったです。

矢部)私は新卒から約6年半、金融会社の情報システム部門でSEをしていました。要件定義から開発、本番移行まで一通り担当していました。金融系ということもあり、障害を起こすことに関しては非常に厳しい環境だったので、ソースコードを1行修正するのに3か月かかる、というようなこともあるくらい、比較的長い期間をかけて、一つひとつ慎重に対応していく仕事でした。

― お二人ともエンジニアのキャリアからスタートされたのですね。フォルシアのディレクション職に応募したきっかけは何ですか?

阿部)もともとは、まだエンジニアとして手を動かしたいという気持ちがあったので、転職活動ではエンジニア職を志望していました。一方で、これまでの経験からディレクションのほうがより自分の得意分野に近いのではないかとも感じていました。
フォルシアについて調べたとき、自社プロダクトを持つ会社であることや、技術的に強く、若い人も活躍している会社であることを知り、興味を持ちました。また、前職で旅行に携わっていたこともあり、ここでなら自分の経験が活かせるだろうと思いました。

矢部)私は以前から別の業界に転職したいという気持ちはあったものの、なかなか踏み切れずにいました。ただ、「30歳になるまでがラストチャンスかもしれない」と思い、転職活動を始めました。
もともと旅行が好きで、旅行会社のサイトで価格を比較することも多かったので、フォルシアのプロダクトを見て興味を持ちました。最初はエンジニア職を希望していたのですが、前職で上流工程を中心に経験してきたことを踏まえると、ディレクション職のほうがこれまでの経験を活かせると思い、応募しました。
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フォルシアのディレクションってどんな仕事?

― 続いて、現在のお仕事内容を教えてください。阿部さんと矢部さんはそれぞれディレクショングループ内の「プロダクト推進」と「プロジェクト推進」のチームに所属していますが、具体的にどのような業務をされていますか。

阿部)私はプロダクト推進チームに所属しており、進行中のプロジェクトの要件定義や設計、自チームのWBS作成、進捗管理、試験管理、リリース後の保守・運用対応、提案中の案件の見積もりなど、幅広い業務を担当しています。
メインで担当している外部接続GWの開発チームは全員がエンジニアのチームなので、設計や開発、インフラ構築などの技術的な実装やリリース作業などはエンジニアの方々にお任せしています。そのため私は、開発以外のディレクション業務全般を広くカバーする役割を担っています。
プロダクト推進担当のディレクションは、一つのプロジェクトだけを見るのではなく、自分のチームのプロダクトが関わっている開発を横断的に見ることも多いので、現在は5~6つほどの案件に参画しています。プロダクトマネジメントの視点を軸としながら、複数の案件を横断して見るため、プロジェクトマネジメントの視点も求められる立場だと感じています。

矢部)私の所属するプロジェクト推進チームは、各々のメンバーがプロジェクトリーダーとして、さまざまな案件を前へ進めていくチームです。
主な役割としては、お客様からいただいた要望をもとに、社内で調整しながら、要件定義から本番移行までをスケジュール通りに完遂することです。
上流工程では、お客様から出てくるさまざまな要望をお伺いして、それをもとに各プロダクトの担当者に実装に向けた仕様の相談や見積もりの依頼をします。そのうえで、お客様とスケジュールなどの調整を行います。
下流工程では、実際に開発を進めるプロダクト側から細かな仕様について質問を受けたり、個社対応に伴う確認事項に回答したりします。必要に応じて、お客様への追加ヒアリングや調整も行っています。
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― なるほど、同じディレクションという職種でも、プロダクト推進とプロジェクト推進では、かなり役割が異なるんですね。ディレクション職は、お客様と直接やり取りする機会も多いと思いますが、社外の方と関わるうえで、普段意識していることはありますか?

阿部)私は、相手の背景や意図を想像することを特に意識しています。また、言葉の定義にずれがないかということも気をつけています。
そのうえで、「最終的にどこに落とし込むのか」を想像して、仮でも方向性を立てながら、「ではこうしましょうか」と話を前に進められるようにしています。
私の場合は、担当しているプロダクトの特性上、他のプロダクト推進のメンバーや矢部さんのようなプロジェクト推進のディレクションの方と比べると社外の方と会議をする機会は少なめです。Backlogなどの外部ツールを使って文面でやり取りする機会の方が多いですね。

矢部)私は、「自分がわからないことは、基本的に社外の人もわからない」という意識を常に持つようにしています。お客様に話す前に、自分がわからないことは社内の有識者に質問して、自分の言葉で説明できるように整理しておく。そうすることで、お客様の前でも焦らず落ち着いて会話ができますし、信頼していただくためにも大切なプロセスだと思っています。私は他業界からの転職で旅行業界の経験は初めてだったので、逆にお客様と近い目線で考えられるというメリットもあると思っています。
また、会議ではなるべくゆっくり話したり、アイスブレイクを挟んだりするなど、少しでも早くお客様と関係性を築いて、気軽に質問や相談をしてもらいやすくすることも意識しています。DSC07033.JPG― ディレクション職は社内外を問わずエンジニアと一緒に仕事をする機会も多いと思います。普段どのようにコミュニケーションを取っていますか?心がけていることがあれば教えてください。

阿部)プロジェクト担当のディレクションから上がってきた要望を、チームのエンジニアにそのまま伝えるのではなく、エンジニアがスムーズに調査や開発に進めるよう情報の過不足を整え、プロダクト全体の観点や複数案件を横断して見えた注意点を補足するなど、自分なりの付加価値をつけて伝えることを意識しています。
エンジニアとはSlackを用いたチャットでのやり取りが多いですが、投げた質問はすぐに回答がもらえてスムーズです。面白いスタンプを使う人も多く、毎日賑やかに楽しくやり取りを行っています。
そうしたフランクなやり取りの一方で、チャットならではの工夫として、最後の「クロージング」も大事にしています。Slackではいろいろな人が会話して、なんとなく結論が曖昧なままにスレッドが終了してしまうことも多いので、最終的にこうなったという結論をまとめるようにしています。後からチームに加入する人にとっても、数か月後の自分にとっても、時間が経って振り返った時に経緯を把握できる状態にしておくことが大事だと思っています。

矢部)プロジェクト推進の担当エンジニアには要件定義から参加してもらい、各プロダクトに確認する前段階の整理なども担当してもらっています。そのため、プロジェクトの状況をできるだけ漏れなく、細かく共有するようにしています。
一方で、プロダクト側のエンジニアとは直接やり取りをするよりも、基本的には阿部さんたちプロダクト担当のディレクションを介して確認することが多いです。ただ、短期間で開発方針を決める必要があるプロジェクトでは、プロダクト担当のエンジニアに直接仕様を確認することもあります。
その際は、単に「こういう要望があります」と伝えるだけではなく、お客様からの要望の強さや背景も含めて伝えるようにしています。DSC07020.JPG

ディレクションの難しさ、そしてやりがいは?

― 幅広い業務を担当するからこそ、難しいことも多そうですね。今のお仕事で難しいと感じるのはどんなところでしょうか?

阿部)成長途中のプロダクトに関わっているので、「これが正解」というものがない中で、その時点での最適解や落としどころを見つけて進めていかなければならない点ですね。
また、業務の中でプロダクトの仕様検討に関わっている際、自分では思いつかなかった観点や解決策がエンジニアから出てくるようなことがあると、まだまだ実力不足であることを感じてもっとスキルアップしなければと思うこともあります。

矢部)私は、各所との調整やプロジェクト自体のタスク管理に日々悪戦苦闘しています。まだまだ失敗も多く、至らない点もたくさんあると感じています。
阿部さんたちプロダクト推進のディレクション陣は複数のプロジェクトを並行して担当しており、いつも忙しい立場です。だからこそ、何か検討や確認をお願いする必要があるときには、各タスクの期限から逆算して余裕を持って依頼するように心がけています。もちろん、お客様から突発的なご依頼をいただくこともあり、常に余裕を持ったスケジュールでお願いできるとは限らないので、そうした場合は社内の開発チームとお客様の双方に納得できる落としどころを見つけて調整していく必要があります。

また、私は全く別業界から転職してきたので、フォルシアのお客様に多い旅行業界独特の用語や仕組みに出会うことも多く、そこは今でも苦労しています。DSC07055.JPG― それでは、反対にディレクションの仕事のやりがいについて教えてください。

阿部)私は、「全部できるのが面白い」と感じています。プロジェクトやフェーズによって関わりの深さは変わりますが、私の場合は提案前の段階から、システムの設計・開発・テスト、リリース後の問い合わせ対応まで、一気通貫で見ることができます。
転職するときにも、「一気通貫でシステム開発に携われること」を重視していたので、この点はやりたかったこととマッチしていて個人的に満足度が高いポイントです。
また、関わる人が多いことも面白いです。エンジニアにもディレクションにもコミュニケーション能力が高くて優秀な人が多いので、刺激になりますし、学びの多い人たちと一緒に働けるのは幸せだなと思います。

矢部)私は、お客様からいただいたさまざまな要望に対して、「どうすれば実現できるのか?」を各プロダクトの担当者の皆さんと話しながら考え、実際に形にしていくところにやりがいを感じます。
もちろん大変ではありますが、毎週お客様と顔を合わせる機会があるので、実際に形になったものをご説明したときに「ありがとう」と言っていただけるのは嬉しいですね。
また、阿部さんと同じですが、仕事を進める中で関わる人が多い点も嬉しいです。前職では部署間の横のつながりがほとんどなかったので、わからないことがあれば、対面でもSlackでも社内のいろいろなプロダクト担当者の方にすぐ質問できる環境は新鮮です。

阿部)そうですねエンジニアとして実際に手を動かして行う詳細な検証作業やバグ調査も、個人的には好きなので今も関われるのは嬉しいですね。自分でログを取ってClaudeに見てもらうこともあります。ディレクションをしながら、技術的なところにも関われるのはフォルシアならではだと思います。DSC07036.JPG

お互いから見た「ディレクション」

― お二人は近い時期にキャリア入社され、それぞれ異なる領域でディレクションを担いつつ、日々の業務でご連携されているところもありますよね。お互いの仕事を見ていて、「ここがすごいな」と感じるところはありますか?

阿部)矢部さんは、とにかく顧客調整力がすごいなと思います。
社内外のいろいろな人に挟まれる立場なので、調整のご苦労や大変さは計り知れないのですが、プロジェクトの「顔」となってお客様と良い関係を築けているところは本当にすごいなあと思います。

矢部)いやいや、そんなことはないですよ!
阿部さんは、入社当初から前職の経験を発揮して活躍し始め、まさに即戦力。あっという間にエンジニアからの信頼も集めていましたよね。MTGが多く忙しいと思いますが、エンジニアと二人三脚でスピーディーに案件を前に進めている姿を見ていると、「実質エンジニアなんじゃない?!」と思うこともあります(笑)。

これから目指したいディレクションの姿

― 最後に、フォルシアに入社してから成長したと感じる点について教えてください。

阿部)プロダクト、特に自分が携わっている領域については随分詳しくなれた気がします。
一方で、まだまだな部分も多々あります。ドメイン知識、プロダクト知識、技術面、プロジェクトマネジメント力など、全方向で勉強が必要だと思っています。
幸い、社内にはそれぞれの分野や技術に秀でた社員が大勢いるので、そういう人たちからどんどん吸収して、意思決定やプロジェクト推進に役立てられるようになりたいです。

矢部)私は、入社当初に比べて責任感が強くなったと感じます。
自分がきちんと機能できなければ、プロジェクトが頓挫したり、リリース延期につながったりする可能性があります。そのため、仕事を進める中で自然と責任感が身についたのだと思います。
また、折衝力や文章力は以前から苦手だと感じていましたが、毎日いろいろな人と調整をしていることで、適切な言い回しなどが自然にできるようになった...気がします(笑)。まだまだ努力は必要ですが。これからも頑張りたいです。

― 今後は、どのようなキャリアを目指していきたいですか?

阿部)ビジネスの視点とシステムの視点の両方からシステム開発をけん引して、プロダクトの成長を支えられるようになりたいというのが大きな目標です。
それに加えて、AIを活用できる人材にもなりたいです。スキルを組み合わせて業務を効率化するなど、AIを仕事に活かしていきたいと思っています。フォルシアでは比較的自由にClaudeなどのAIツールを使えますし、周囲の人たちもそれぞれ使いこなしているので、刺激を受けています。

矢部)今担当しているプロジェクトが、私にとって初めてのプロジェクトリーダーとしての仕事です。今は上長にフォローしてもらいながら進めている部分が大きいので、まずは自力で1つのプロジェクトを回せるようになりたいです。
また、エンジニア職から少し離れてしまっているので、たまにコードを読んだり、勉強したりしながら、バグなどの解明もできるようになりたいです。そうすることで、プロダクトのディレクション側の負荷を少しでも減らせるようになれたらと思っています。DSC07087.JPG― 最後に、フォルシアのディレクション職にはどんな人が向いていると思いますか?これから応募を考えている方に向けて、メッセージをお願いします。

阿部)フォルシアは、さまざまな年齢層の社員がおり、自部署・他部署を問わず、上の世代にも下の世代にも優秀な方が多い会社だと思います。私自身、そういう人たちと一緒に働くことで日々刺激を受けていますし、学ぶことも多いです。
ディレクション職についても、今回の記事を通して「ディレクションってこういう仕事なんだ」と少しでもイメージしてもらえたら嬉しいです。エンジニアとしての経験も、マネジメントの経験も、どちらも活かせる仕事だと思います。

矢部)入社して1年が過ぎましたが、まだまだ毎日新鮮で、「もっと成長していかないといけないな」と思える環境です。同年代の方も多いですし、レベルの高い方も多いので、刺激を受けながら自分の良いところをどんどん伸ばしていけると思います。
ディレクションという仕事に少しでも興味がある方には、ぜひ一度フォルシアの仕事を見てもらえたら嬉しいです。

ー 本日はお二人ともどうもありがとうございました!

この記事を書いた人

HR戦略部 芦田 紫里

今年のシルバーウィークは、母校の部活の大会を見に行く予定です。若い人たちからたくさんエネルギーをもらってきたいと思います!

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