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創業者の想いを聴く!COOとカジュアルトーク ~オフィス移転編~

2022.09.05

働く環境 tea break 社員インタビュー

こんにちは、社内広報チームの阿佐見です!
私達事ですが、本日9月5日はフォルシアがミライナタワーに移転した記念日です。

リモートワークも普及した中で、オフィスの話?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
フォルシアでは、リモートワークと出社を兼ね合わせた働き方を導入しています。

そこで今回は、ブランド推進WG※1のメンバーである、伊藤さんと宮本さんにも一緒に参加いただきながら、2016年にミライナタワーへ移転した、移転プロジェクトのトップであるCOOに、当時のお話を伺いました。

※1:フォルシアでは横串組織としてワーキンググループを採用しており、部署を越えてメンバー同士で様々な課題に取り組んでいます。その中の1つであるブランド推進WGでは、社内外にフォルシアを伝え、盛り上げていく課題に取り組んでいます。


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創業者のオフィスへの想いにも触れていますので、是非ご覧ください。

 

オフィス移転のきっかけとは

COO、引っ越しのきっかけからお伺いしてもよろしいでしょうか?

COO)その前に創業当初から振り返らせてもらいます。

フォルシアを起業した2001年、当時はいわゆる「雑居ビル」に入りました。起業前は恵比寿ガーデンプレイスで勤務していたのですが、そこから起業して環境は一変しました。実績のない会社がオフィスを借りることは難しく、非常に苦労しました。

当時はITバブル期で、ご存じの方もいるかと思いますが、IT企業は挙って渋谷にオフィスを構えていた時代でした。所謂、ビットバレー※2です。

※2:ビットバレー《bit+valley》・・・インターネット関連のベンチャー企業が集まる、東京都渋谷区とその周辺の通称。 [補説]渋谷を「渋い(bitter)谷(valley)」と解したものと情報量の単位「ビット(bit)」を掛け、米国のシリコンバレーに倣って名付けられたもの。

なので、渋谷はとても人気でした。私たちも都内の西側で探していたのですが、渋谷エリアはそもそも賃料が高くてとても手が届きません。そこで渋谷と比べると「大人」の雰囲気があって街に活気もある「新宿」近辺で探し始めました。

オフィスが借りられない

COO)西新宿の高層ビルも検討はしましたが、売上も実績もない会社は門前払い状態で入れる訳もなく、やっとの思いで決まったのが新宿二丁目のビルでした。しかし、元々居住用の一室だったので、専有部にキッチンやトイレが設置されており、会議室を作るスペースもありません。「内々の話」は一切出来ないので、社員と人事絡みの話をする際は近隣のルノアール(喫茶店)に呼び出していました。

求人募集をしたら、コメントとして「雑居ビルの一室で夫婦二人でやってるベンチャー企業です」と書かれて、これじゃ誰も入社したいと思わないよなぁと思い、ちゃんとしたオフィスビルに引っ越したいというのが当時の切なる願いでした。

その後時間はかかりましたがようやく売上がたってきて、西新宿のビルに移転することが出来ました。念願のオフィスビルに移転できたものの贅沢は出来ず、会議室は値の張るパーティションでは無く、いわゆる大工仕事で簡易な壁を立てて作ってもらいました。電源やネットワーク、電話の配線も、全て自分たちで床をあけてケーブルを這わせました。その為に長い釣り竿みたいな配線通しも購入してね...

阿佐見)それは今も総合管理部の方が社内の配置換えの時に使ってますよね!COOが買ったものだったんですね!

伊藤)それもCOOが大好きと噂の東急ハンズで購入されたのですか?

COO)いや、少なくとも当時は専門的過ぎて取り扱ってなかったと思います(笑)。工具屋さんを探して手に入れました。本当は、工事現場とかで見掛ける長くて輪っかになったものが欲しかったのですが、とても高かったので「釣り竿式」にしました。長さが足りずに苦労しました。

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今も伝わるその道具

移転の原動力となったのは「憧れ」

COO)西新宿にオフィスを構えることができ、だいぶ会社らしくはなりました。しかし、実際に過ごした私の個人的な感覚ですが、整然と高層ビルが立ち並んであまり空が見えない西口側の雰囲気より、高いビルが少ないので明るく、商業施設が多くて人が行きかい活気がある東口側の方が良いなと思うようになりました。

また、創業当時の新宿二丁目のオフィスから原付バイクで自宅に帰る道中に新宿四丁目の交差点があったのですが、そこの信号待ちのたびに、その交差点にそびえていたオリックスビル(当時の名称)を見上げ、角がガラス張りで外からも見えるようになっている自動販売機コーナーがあって、そこで外を見ながら楽しそうに談笑している人たちがいるのを見て羨ましく思っていました。「いつかここにオフィスを構えたい!」と思っていて、それが2度目の移転の原動力の1つになっていたと思います。

ついに念願かなう形で、2009年に新宿の東口側にあるオリックスビル(現:TOKYU REIT新宿ビル)への移転が実現しました。その際は、会議室の製作も配線作業も専門の業者に依頼できるようになり、会社の成長を感じました。入居した時は1フロアの半分でしたが、社員数の増加に伴い1フロア全体、さらには会議室用に別フロアを借りるなどして増床することになりました。全社会議などの時には、みんなでゾロゾロと非常階段で移動するみたいなこともあり、和気あいあいとしていた半面、不便さも否めませんでした。とはいえ、東口側はオフィスビルがさほど多くありません。そんな頃に今のオフィスであるミライナタワーの建設が始まったのです。

ミライナタワーの決め手はどこだったのでしょうか?

COO)前述したとおり、手狭になったタイミングでミライナタワーが建設されました。さらに、社長の知り合いの不動産会社が仲介してくれるというご縁もあり、かなり早い段階から打ち合わせすることができたのです。そしてこれは完全に私の主観ですが、オフィスビルに対して以下の条件にステータスを感じていました。

  • トイレスペースに入口の扉がない
    (それだけ執務エリアや共有エリアにゆとりがある大きなビル)
  • ビル内にエスカレーターがある
    (大きなビルにはこれがあるんですよね)

ミライナタワーはこの条件に当てはまっていたし、新宿駅に直結してるなんて夢のような話だと思いましたね。

宮本)なぜ13階になったのでしょうか?

COO)私は単純に高いところが好きです。登らせればどこまでも登っていくそんな性質です。しかし、社長は心配性で、災害時の安心を求めていました。ということで、低層階ゾーンの中で借りられる階数の中で一番高い階数だった13階となったのです。

渋谷以外にも、四谷や池袋などの選択肢があるかと思いますが、新宿を離れる検討はなかったのですか?

COO)うーん、なかったですね。当時からハッピーネイバーという制度を設け、オフィスから3キロ圏内に住む社員に対して家賃補助をしていたこともあって、オフィスの場所を大きくは動かしづらいという事情がありました。さらに個人的には新宿の雑然とした感じが好きなんです。

なぜ新宿か?という質問はよくされますが、社員にはずっと「社長が伊勢丹が好きだから」と答えていました。私もヨドバシカメラと東急ハンズがお気に入りだったので、私達夫婦にとって新宿は最適な立地というのが本音です(笑)


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ミライナタワーへの移転時の大変だったことは?

COO)とにかく設計が大変でした。元々キチッと線を引いたり揃えたりしないと落ち着かない性格で、設計ツールをいじったりするのも好きでした。自宅のリフォームなども自分で図面を描いていました。建築図面を入手してその上に自分で線を引いて、効率的で無駄なスペースがないレイアウトを考えました。

伊藤)会議室と執務エリアはビルの仕様で、元々分かれていたのかと思いました!まっさらな状態からCOOが考えられたというのは驚きです。

COO)凝り性ですからね。ただ、ここは駅やバスターミナル、ショッピングモールという重要な公共施設と一体のビルというだけあって、消防法令基準などによる制約が厳密に適用され、なかなか自分の思ったようなレイアウトにはできませんでした。ビルの管理会社に設計図面を出しては不備を指摘されて、を何度も繰り返して...これにはかなり苦労しました。大変でしたが、最終的には万一の際の安全面をきちんと考慮した、効率的なレイアウトにすることが出来たと自負しています。

ミライナタワーへの移転時の楽しかったことは何ですか?

COO)これは分科会メンバーと一緒にオフィスを作っていけたことですね。大枠のレイアウトは私の方で決め箱を作りましたが、その空間のアレンジは、社員が集った分科会メンバーに託しました。会議室は全部で6個ありますが、それぞれにテーマを決めてそのテーマに沿った家具や床材の色にするなど、色々とユニークな案が出て面白かったです。

阿佐見)私は当時の分科会メンバーだったのですが、会議室は「テーマ」があった方が統一感もあって決めやすいよね、と話し合われた記憶があります。託されたといってもボスからOKをもらうにはそれなりのノーブルさが必要だとみんな認識していました(笑)そこでCOOが長年のファンである松田聖子さんの曲名にちなんでそれぞれの会議室の名前を付けて、それの名前をイメージして内装のデザインも考えました。これなら却下されないよね!って(笑)とはいえ、生真面目なCOOなので突き返されてしまうかなとも思ったのですが、すんなりと受け入れていただいて分科会メンバー一同、湧いたことを覚えています。

例えば、スイートピーという名の会議室は、松田聖子さんの代表曲「赤いスイートピー」から名付けられていて、赤を基調とした家具にし、ノーブルを感じられるように心がけています。


office_04.jpg赤を基調とし、ノーブルさを感じられる会議室「スイートピー」

COO)受付のデザインもみんなから3案くらい挙がってきて、エーゲ海をイメージした案を採用したりと楽しかったですね。

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社長がギリシャ育ちで、白を基調としながらフォルシアのコーポレートカラーでもあるブルーがさし色になっているエーゲ海のイメージが提案された(上記写真はイメージ画像です)

阿佐見)こだわりが強いCOOがなぜ分科会メンバー(社員)に会議室のデザインなどを託したのですか?

COO)オフィス移転というと大変な作業ですが、一緒に楽しんでワクワクしてほしい、という気持ちからです。

阿佐見)まさに、部署を跨いで普段お仕事で関わらない者同士で1つの課題に取り組むことは社内交流としても楽しかったですし、COOに納得してもらう!という共通の目標があることは盛り上がりに繋がりましたね(笑)

オフィス内のCOOのこだわりのポイントはどんなところですか?

COO)1つは、休憩コーナーのオーバル(楕円形)テーブルです。角を丸くしてなるべく多くの人数が座れて、みんなでワイワイとお昼ご飯を食べられるようにしたくて。

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あとはエントランスのロゴのバックライト。当時夜になると運動の為にオフィスの周りを散歩していたのですが、その時に通りかかったGAPのオフィスのエントランスのロゴがかっこいい!と気に入り、写真を撮って「こんな感じでお願いします」と設備屋さんにお願いしました。でもフォルシアのロゴは一部が細すぎて構造上バックライトが付けられないと言われてしまいました。かと言ってロゴを大きくするとエントランスデザインのバランスが崩れてしまいます。止む無くロゴの形を微調整して何とか実現できました。良い感じに調整出来たので、ロゴを見慣れている社員でも実は公式なロゴと少々異なっているということには気が付かないと思います。

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また細かいですが、傘立ても拘って作りました。傘って乱雑に見えてしまうので、外から見えないような仕様にして、壁に沿って薄く長い傘立てスペースを作ってもらいました。 

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それでは最後に、今後のオフィスに対する考えをお聞かせください。

COO)オフィスが大きく立派になっていくことは、会社がステップアップしていく過程・成長を映し出す鏡だと考えています。大きくなればそれだけコストもかかりますが、それを支払えるような会社になったということでもあり、さらにはその「箱」に見合うだけの社格が備わって大きなビジネスが出来るようになるのです。このビルはとても気に入っているので、社員が増え手狭になったら、ビル内で拡張していければいいなと思っています。

はやくコロナが落ち着き、また以前のように、オーバルテーブルを囲んでワイワイしている社員のみんなを眺める日を楽しみにしています。

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さいごに

COO、カジュアルトークにお時間いただきありがとうございました!

皆様いかがでしたでしょうか?移転プロジェクトの最中で分科会メンバーになっていた私も知らない話がたくさん伺えました。皆様にも今回のこの記事で、COOの人柄や会社、オフィスへの思いが伝われば幸いです。

この記事を書いた人

阿佐見 早苗

人事総務部に所属しながら社内広報チームメンバーとして活動中。
ヨガやるなら参加するよー!と声をかけてくれる人がいて嬉しいです。実現できるように頑張ります!

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