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非エンジニア、営業担当の私が体重管理アプリを作るまでに至った経緯

2019.07.01

営業

皆さま初めまして。検索プラットフォーム事業部 営業の釼持(けんもつ)と申します。

タイトルを見て、「フォルシアは体重管理アプリを作っている会社なのか/作り始めたのか」と勘違いされる方もいらっしゃるかもしれませんが、フォルシアでは体重管理アプリを作っていません。
また、冒頭の自己紹介でお伝えした通り、私はエンジニアではありません。

それでは、一体どうして私釼持は(業務に関係ないのに)体重管理アプリを作ったのでしょうか。
今回は、その経緯をお話しいたします。

フォルシア入社当時の釼持

私は2年前、フォルシアに中途入社しました。

前職ではWEB制作会社でHTML/CSSのフロントサイドのコーダーとディレクターを経験していたのですが、サーバサイドの知識は皆無に等しく、DBをデービーと読むのかディービーと読むのかさえ分からないレベルでした。そのため、フォルシアに入社した当時はエンジニアが話していることはちんぷんかんぷん。がむしゃらに担当顧客のプロジェクトと向き合っておりました。
※フォルシアは営業の業務範囲は幅広く、営業活動だけでなくプロジェクト管理も行います。
参考:営業の仕事紹介

転機

思い返すと体重管理アプリを作るきっかけとなる出来事がありました。

私が担当しているお客様のリニューアルプロジェクトで社内テストを行っている時のこと。
テストを行っていると色々な疑問が生まれてきます。

「なぜこの検索条件でこの商品がヒットするのか」
「この表示は果たして正しいのか」

ただその疑問の正解を知っているのはエンジニアのみ。

それまで二人三脚でエンジニアとプロジェクトを頑張ってきた分、エンジニアには開発に集中してほしい気持ちが強くあり、自分の疑問に回答してもらう時間は非効率的ではないかと感じました。

うーん、、困った。

釼持は考えました。

そして思いつきました。

「自分で正解が分かればいいんだ!」
(当たり前の発想でしょうか・・・)

ここで初めてSQLを勉強し、自分で自分の疑問が正解かどうかを判断できるようになったのです。
体重管理アプリを作るまでの技術的には小さな一歩ですが、釼持にとっては大きな第一歩です(どこかで聞いたことのあるフレーズですね)。

発展

SQLを学んだ私ですが、前項でお話したプロジェクトをリリースした後、今度はユーザーがどんな使い方をしていて作った機能がどれだけ使われているかが気になり始めました。
最初は検索ログを使用して覚えたばかりのSQLで確認していたのですが、どうしてもSQLで取れる情報では見られる幅や汎用性、可視化の面で限界がありました。

そこで出会った素晴らしいツールがJupyter Notebookです(エンジニアの方々にとってはなんだよって感じですよね)。
ここで初めてpandasなどデータ分析を学び始め、ログ分析と提案、そのどちらもができる営業になろう、と私個人が今後目指していきたい方向性を見出す機会となりました。

ちなみにJupyter Notebookに関しては、弊社の原が記事を書いているのでぜひ読んでみてください!
データ分析に欠かせないJupyter Notebook・Jupyter Labより便利に使うためのNotebookバージョン管理のコツ

体重管理アプリ開発のきっかけ

じらしまくっていますが、いよいよ体重管理アプリ開発の話に入ります。
私が体重管理アプリを作るきっかけはある社内MTGの時です。

フォルシアでは週一回、技研ディスカッションというエンジニアが今実践している新しい技術を共有して、ディスカッションする場があります。
この記事で話されている内容もディスカッションの場で登場します。
インメモリデータベース、データクレンジング、ダイナミックプライシング・・・おにぎり片手に最先端技術を知るTGIFランチ

都合のつくときには営業の私も参加するようにしているのですが、その時は「世の中のフレームワークもどんどん試していこうぜ」(正しい意図は違うと社内からは怒られるかも)という趣旨のMTGでした。

そこでは「React」「Express」「TypeScript」と私は聞いたこともない単語が飛び交っていました。
言っていることも分かりません。当然どんどん進む議論にもついていけません。

私は困りました。そして思いました。

「自分で試してみよう!」と。

ということで、入社当時から太り続けている自分を戒める意味でも体重管理アプリを作るに至ったのです(ここまで引っ張ってそんな理由かよ、と思っている方。素直に申し訳ございません)。

体重管理アプリの実装概要

至ってシンプルです。

  1. ログイン機能
    - 入力したアカウント/パスワードをDBに格納
  2. 体重管理
    - 入力した結果をDBにINSERT or DELETE
    - DBに格納した体重情報をグラフ表示

これらをサーバ側はnode-express、クライアント側をjQueryを使用して構築しました。

下記が実際の画面ショットになります!
(目標80kgってそもそも重すぎですね(笑)お恥ずかしい)

ログイン画面

画面.png 体重管理画面

おわりに

以上が、私が体重管理アプリを作るまでに至った経緯です。
こんな記事を最後まで読んでくださり誠にありがとうございます。

私事ではございますが、私釼持はデータ分析もできる営業を目指しております。目指す方向もまだまだふわふわで遠回りしているかもしれません。目指して動き続けた結果、体重管理アプリができました(笑)。

道のりはまだまだ遠く、始まったばかりですが、これから私個人スキルアップし、私にしかできない営業スタイルを確立していきたいと思います!!

DSC03050.JPGダイエットを開始する前の私

この記事を書いた人

釼持 立樹

2017年3月にフォルシア入社。検索プラットフォーム事業部 営業配属。

福利厚生やMRO商社の営業を主に担当。

最近6kg痩せました。