Shinjuku.ts#2を開催しました
こんにちは。エンジニアの miyamoto です。先日開催した Shinjuku.ts#2 についてレポートします。
昨年の11月、フォルシアではTypeScriptのLTイベント Shinjuku.ts#1 を開催し、各登壇者による興味深いLTや途切れない質問などでTypeScript好き同士の交流を深めました(開催レポートはコチラ)。
この度3カ月ぶり2度目のShinjuku.tsを開催しましたが、前回に負けないくらい参加者のTypeScript好きが伝わってくるようなイベントとなりました。イベント内で開催されたLTトークの模様を以下でお伝えします!
LTの様子
React Hooksを気合で理解する | Yui Miyamoto
まずは私が発表しました(出オチ)。
エンジニアは自ら希望しない限り外部向けの発表機会がほぼありません。私もこれまで発表経験はなかったのですが上長とのミーティングで「何かやってみてはどうか」と言われ、それならやってみようと今回の発表を決めました。
選んだテーマはReactです。
エンジニアの立場で色々な技術に触れていると 「何となく動かすことはできるけれども、ちゃんと仕組みを理解したうえで意図通りに操ることは難しい技術」 によく遭遇します。Reactは私にとってその代表例でした。
既存のソースコードを真似すれば一定のUIは再現できるものの、入り組んだ調査や複雑な開発をしようとすると何もわからなくなってしまう、経験を積んで取り組むタスクのレベルが上がるたびに行き詰まりを感じるようになっていきました。ちゃんと理解しなおさないとこれ以上のスキル向上を見込めないと感じ、私はReactの公式ドキュメントを読んで勉強しなおすことにしました。
ドキュメントを読んでみた結果、React Hooksについて根本的に理解していなかったことが発覚します。そこでReat Hooksの再履修を目標に、その成果物として今回の発表を行うことにしました。
発表にはある程度の正確性が求められますが、だからこそ 正確に物事を伝えられるよう小さな疑問も放置せず気の済むまで調べられたことは大きな成長につながったと思っています。「Reactをちゃんと理解した」と言える日はまだ来そうにありませんが、少しでも良いプログラムが書けるよう日々勉強に励みたいです。
miyamotoが書いたFORCIA CUBEの記事はコチラ
k8sマニフェストを Typescriptで管理したい― cdk8s+を導入してみました ― | komago さん
2人目は、フォルシア新卒6年目エンジニアのkomagoさんの発表でした。
k8s(Kubernetes)はフォルシアのいくつかのアプリのインフラで利用しているコンテナオーケストレーションシステムです。フォルシアではインフラに特化していないアプリエンジニアでもk8sを扱いますが、その中でyaml形式のk8s定義ファイルは心理的負担となることがありました。
cdk8s+は TypeScriptを利用してk8sの定義ファイルを書くことができる、フォルシアエンジニアにとって願ったり叶ったりなツールです。
通常のyamlだと『お決まりのルール』を毎回書かなければならず、専門外のエンジニアにとってはそれらのルールを正しく理解することが障壁となりえます。cdk8s+を利用することで『設定の本質的な部分』を書くだけで良くなるほか、様々なメリットがあるようです。
LTではcdk8s+の実演動画が披露されましたが、ビルドコマンド一発で「ts ⇒ yaml」の変換ができており初心者でも使いやすいツールなように感じました。
komagoさんはこの3月からSRE業務を主に担当することになりました。komagoさんの今後の活躍に目が離せないとともに、社内が一丸となって品質の良いプロダクトを世に出していきたいと改めて思いました。
komagoさんが書いたFORCIA CUBEの記事はコチラ
おわりに
Shinjuku.tsは今回で二度目の開催、とにもかくにも一発屋で終わらなかったことを嬉しく思っています。
今後も長く続くイベントにしていきたいので、みなさまのご参加ご登壇をお待ちしております!
宮本 唯
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