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webコネクト電子クーポンを一大機能刷新! ~今冬はスキー旅行へ行きませんか?~

2022.12.20

webコネクト電子クーポン 営業 開発事例

こんにちは!ディレクション担当の芦田です。
月日が経つのは早いもので、あっという間に今年も残すところ数日となってしまいました。
毎日寒く、本格的な冬の訪れを感じますね。
さて、そんな「冬」と言えば...で皆さんが頭に思い浮かべるものは何ですか?

この度、フォルシアは2021年に開発した電子クーポンシステムに大幅な機能改修を行い、先月無事にSaaSプロダクトとしてシステムリリースを行いました。

webコネクト電子クーポンとは

スマートフォンを使用し、特別なアプリや専用端末を使用せずにクーポンをご利用いただけるサービスです。webコネクト電子クーポンを用いて紙クーポン券を電子化することで、クーポン利用者の利便性向上だけでなく、クーポン発行者やクーポン利用施設の業務負荷削減などを実現いたします。

フォルシアのこれまでの業務拡大の流れは個社向け開発(受託開発)で培った知見やノウハウをもとに、さらに多くの顧客へ提供できるようにSaaSプロダクト化させていくというものでした。webコネクトもその考えのもと生まれたプロダクトです。

同様に、個社向けからスタートしたwebコネクト電子クーポンも、この度の機能刷新によりSaaSプロダクトとして複数社に共通のプラットフォームとして導入いただけるようになりました。

そして、今回刷新したSaaSプロダクトのwebコネクト電子クーポンは、スキー・スノーボードツアーの旅行に強みを持っている2社に早速ご導入いただくことが決定し、この度ご利用が開始されました!

スキー旅行でwebコネクト電子クーポンをどう使う?

さて、スキー・スノーボード旅行で電子クーポン?と思われる方も多いのではないでしょうか。
どんな場面で電子クーポンを使うかをご紹介したいと思います。

(従来)

  1. 旅行予約を行い、予約完了メールが届く
  2. 旅行数日前に旅行会社より紙バウチャー(バスや電車の交通乗車券、リフト券、ランチ券、土産券など)が郵送で届く
  3. 旅行先に紙バウチャーを持参し、現地で引き換えて利用

(今後)

  1. 旅行予約を行い、予約完了メールが届く
  2. 旅行先でスマートフォンを用いて施設に設置した二次元バーコード(QR)を旅行客が自身のスマートフォンで読み込む
  3. メールに記載の予約番号を画面上で入力し、施設スタッフにスマートフォン画面を見せて電子クーポンを利用


これまでスキー旅行に行くときは紙バウチャーを旅行先に持参し、リフト券乗り場や土産屋で引き換えて利用するという流れでした。
webコネクト電子クーポンでは、施設に設置した二次元バーコード(QR)を旅行客が自身のスマートフォンで読み込み、使用するクーポンを選択することでクーポン利用を完了させることができます。
例えばスキー旅行に向かうツアー用のバス乗り場で、リフト券を引き換えるスキー場のリフトカウンターで、スキー場レストランのレジで...などなど。
こんな使い方もできるんだ!というくらい、幅広く活用していただくことが可能です。

スキー旅行でのwebコネクト電子クーポン利用のメリット

webコネクト電子クーポンでは、上記のように従来の旅行の流れを大きく変えることはせず、電子化することによってこれまでの業務を簡素化し、旅行会社様や現地施設の皆様の負担を軽減することを目指しました。
その結果、旅行会社・現地施設・旅行客のすべての方々にとって便利で快適なサービスになりました。
例えば、旅行客にとってのメリットは下記のようなものが挙げられます。

  • 紙バウチャーを持っていかなくて良いので、スキー・スノーボード中に濡れたり紛失する心配がない
  • 家やホテルに紙バウチャーを忘れてくる心配がない
  • 必要な荷物がスマホのみになるため、スキー中に余計なものを持っていく必要がない
  • 使い方がシンプルなため、どのクーポンを使えば良いか現地施設で悩む必要がなくなり、老若男女にとって分かりやすい

現地施設にとっては、紙の時には施設スタッフによる人の手で保管・集計を行っていたバウチャーを電子化することによって、煩雑になりやすい紙バウチャーの管理をせずに済むだけでなく、システム上の管理画面で簡単に実績をご確認いただけるようになりました。
旅行会社・現地施設の皆様にとっても業務改善に繋がるポイントではないでしょうか。

シン・webコネクト電子クーポンの推しポイントは?

webコネクト電子クーポンは元々あった形を基本として大幅な機能改善をしていったのですが、何が変わったのか気になるところですよね。
今回の刷新の1番の見どころを要件定義から設計・開発、テストまで全工程に携わった電子クーポンチームの営業メンバーに聞いてみました!

ーーまずは電子クーポンの設計に初期から関わっている櫻井さん。櫻井さんはいかがですか?

  • 櫻井さん:
    • 施設単位での二次元バーコード(QR)の発行が可能となった点ですかね。
      複数の商品やサービスを提供している施設でも、1つの二次元バーコード(QR)を掲載するのみですべてに対応可能となりました。
      施設側からすると、受付や会計の限られたスペースで商品の数だけの二次元バーコード(QR)を設置することは不便な上、どの二次元バーコード(QR)を利用者に読み込んでもらえればいいか瞬時に判断がつかず混乱を生じさせる可能性をはらんでいたという点で課題がありましたが、それが解消された形になります。
      もちろん、これまでと変わらず実績としてはどの商品やサービスでクーポンを利用したか確認ができるので、良い部分は残したまま仕様のアップデートができた点をとても嬉しく思っています。

ーー2021年にリリースした電子クーポンで当時抱えていた課題を根本的に解決できたことはとても良かったですよね。施設にとっては非常に便利になったと思います。他の皆さんはいかがですか?

  • 戸枝さん:
    • 私は、新たに利用パターンの検討を行い、様々な利用用途に対応した点でしょうか。
      世の中のクーポン・チケットには様々なバリエーションがありますが、webコネクト電子クーポンでは、非常に多岐にわたる利用方法を管理画面上で設定可能です。
      例えば、以下のようなパターンが実現できます。

      ●予約時に利用する体験を選んで利用
        ●例)水族館入館券
      ●複数の体験から現地で1個選んで利用
        ●例)水族館、博物館、動物園のうち1か所入場できる入場券
      ●複数の体験から現地でN個選んで利用(同じ体験の複数回利用NG)
        ●例)水族館、博物館、動物園のうち2か所入場できる入場券
      ●複数の体験から現地でN個選んで利用(同じ体験の複数回利用OK)
        ●例)AA,BB,CCレストランで使えるミールクーポン2回分
      ●決められたN個の体験を1回ずつ利用可能
        ●例)水族館と博物館入場券
      ●特定の体験でのみN回まで利用
        ●例)水族館入館回数券(10回分)

  • 奥村さん:
    • 私も戸枝さん同様、利用パターンの広がりが魅力的だと思いました。
      私は前職が旅行会社だったのですが、旅行会社に勤務していた立場からすると、旅行商品は複雑になりがちなので、そうした様々な旅行商品であっても柔軟に対応できる点は嬉しいのではないかと思います。

ーー確かに、これまでは限られたパターンでの利用しか出来ませんでしたが、今回の刷新でかなり汎用的になりました。この点は機能面の大きな拡充と言えますね。

終わりに

webコネクト電子クーポンはこれからもお客様に寄り添い、更なる改善を続けていきたいと思います。
興味を持たれた方は、HP上に公開しているwebコネクト電子クーポンのプロダクト紹介ページよりぜひ一度お問い合わせください。
まずは電子クーポンを実際に使ってみたい!という方は、早速今シーズンのスキー・スノーボード旅行へ出かけてみてはいかがでしょうか?
「冬」の定番レジャーを満喫された方はぜひ電子クーポン利用の感想を教えてください。

チームメンバー一同お待ちしています♪

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この記事を書いた人

芦田 紫里

2021年新卒入社
寒さに弱いですがスキーは好きです。

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