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取得して初めてわかった「仕事0:育児100」 男性の育児休暇

2021.07.30

社員インタビュー 広報 福利厚生

みなさん、こんにちは!経営企画室 広報事務の阿佐見です。

とうとう東京五輪が始まりましたね。今回の開会式で盛り上がったピクトグラムですが、今ネットでは子育てを競技に見立てて作ったピクトグラムが話題になっています。子育てを競技と捉えるのか...と驚きの方もいるかもしれないし、深く共感できる方もいるでしょう。大変なことが多い育児ですが、競技に見立てることで楽しく捉えようということのようです。

何事も捉え方次第な部分があり(そこが難しいところなのですが...)楽しく変換させることは大切だなと改めて感じました。今回はそんな子育てに繋がるお話です。

フォルシアには、法に則り定められた育児休業制度があります。その制度によって勤続一年以上になる社員は一歳に満たない子を養育する際に休業することができます。

ここ10年程で取得した人数は7名。うち女性が5名で、男性が2名です。フォルシアは2001年に設立し、2010年から新卒採用を始めました。今では平均年齢33歳となっていて、子育て世代も増えてきています。

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フォルシアで男性初となる育児休業を取得した社員に話を聞いてみました

(今回のインタビューでは私生活に触れる内容ということもあり、ご本人から恥ずかしいので顔出し名前出しなしでよいのなら、ということで受けていただきました。そんなちょっぴり恥ずかしがり屋でとても優しい印象からはあまり想像できないのですが、大学時代アメフト部に所属されていてラグビー好きということで、ここからはペンネームとして「フットボールラバーさん」とお呼びしたいと思います(笑))

今回、オンラインインタビューにこたえてくれたフットボールラバーさんは2017年に新卒で入社された5年目のエンジニアさん。

3年ほど前から旅行会社のお客様を担当しており、要件定義で直接お客様とお話して仕様を決め、実際に手を動かしてシステムを開発するところまで一気通貫して業務にあたられています。



Q:育児休業を取るに至った経緯を教えてください

A:妻と話し合って、妻が職場復帰する前後で2か月間育児休業を取ることに決めていました。妊娠期間中は悪阻が酷く、さらに新型コロナウイルスの感染リスクもあったので、妻は仕事を一旦ストップせざるをえませんでした。辛い体調の波を乗り越えて大変な出産に挑んでくれたので、私も自分にできることとして育児に100%力を注ぐために育休取得を決意しました。

たしかに、子供を産むという点では昔から女性の負担が大きいのは変わらない一方で、女性も男性と同じように働くことが出来るようになってきている今の時代。パートナーが子育ても一緒に取り組む考えをもっていることは女性が社会で活躍するためにはとても重要だと私も思います(と、言葉に熱が入る私自身もフォルシアで二度の産休育休を経て、現在、3歳児と1歳児の育児と仕事と生活に日々奮闘中)。




Q:男性では初めての取得とのことで周りの反応はいかがでしたか?

A:まずは育休取得の半年以上前に上長に相談しましたが、快く承諾してくれました。その後、3か月前くらいからチームのメンバーにも伝えて、業務を調整していった感じです。みんな快く受け入れてくれ、応援してくれてとてもホッとしました。すごく感謝しています。

前もって相談するのはとても大事ですね。リソースの調整も出来ますし、業務分担などで協力を得やすくなりますし、周りも応援しやすくなりますよね。妊娠出産の報告や相談時期は、当事者の考え方や状況によって変わってくるかと思いますが、普段から何でも話せる関係性や環境がそこにあったことが伺えますね。



Q:実際に育休を取ってみて大変だったことなどはありますか?

A:子育ては24時間休みなしです。育休中、特に困ったのが寝不足で頭が痛くなってしまうこと。そこは妻と相談して夜は眠らせてもらい、その代わりに早朝からの対応は自分が行うなど役割分担を決めました。役割分担でいえば、育休中の仕事は家事・育児・その他と様々あり、子供の成長に応じて日々変化していきます。そのうち、どっちが多くやっているみたいな話になってきたので、JIRA※1のチケットを切るみたいに、洗濯・掃除・食事などを「見える化」してみました。するとどちらの負荷が大きいかが分かって調整できるようになり、不毛な争いがなくなりました(笑)※1JIRAとは『アジャイルチームのためのプロジェクト管理ツール』

JIRAのチケット...実にエンジニアさんらしい課題管理方法ですね(笑)これは育休中のみならず、むしろ職場復帰した後に仕事、育児、家事とやることが増える時にも非常に役に立つ、大切なことですね。



ここで貴重な癒し写真をどうぞ!お子様の後ろ姿。

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Q:育児休業を通してなにか印象に残っていることはありますか?

A:育休中は24時間子供対応で気も抜けませんし、育児ってやっぱり大変だなと身をもって実感しました。特に印象に残っているのは、2か月の育休期間が終わり職場復帰した日のことです。今まで通り電車で通勤して、久々に会社の人と接しつつ、復帰初日なので大した仕事はしないで帰宅しました。それでもやっぱりどっと疲れてしまい、家で子供といる妻を見て「家にいていいよなぁ」と思っている自分に気が付き、ハッとしたのです。あんなに育児や家のことが大変だと感じていた自分が、いざ会社へ行きだしたら(しかも初日に)そんな風に思ってしまったのです。もし育休を取っていなかったら、家で育児をしている妻のことをもっともっと軽視してしまっていたかもしれません。100%育児に取り組むことの大変さが分かって本当によかったなと改めて実感した出来事でした。

みんな当たり前のように日々通勤して仕事してと過ごしてますが、それもとても労力がかかっていますよね。一方で、24時間気の抜けない育児に自分の時間を費やすことの大変さも量ることは出来ません。なので、想像したり体験して互いを思いやる気持ちが生まれるのは良いことですね。やはり何事も、やってみなければ分からない、ですね。



Q: 最後に、これから取得を検討する人達に何か伝えたいことはありますか?

A:今回、私は2か月という期間でしたが、1か月でも1年でも長さは関係なく、自分の充てられるパワーを「仕事0:育児100」の状態にして育児を経験することが大切だと思います。仕事のタイミングなどもあるので、出産直後でなくても、調整が効きそうであれば育児休業を取得することをおすすめします!



インタビューを終えて

今回のインタビューでは、仕事を頑張ろうとする奥様の思いと姿勢を尊重し、実際に自分も育児に関わって支えあおうというフットボールラバーさんの家族への思いが伝わってきて、聞いてる側も応援する気持ちが湧いてきました。

近年のフォルシアは新卒が増えて、所謂「子育て世代」の層が厚いですが、実際の声を聴くことは日々の業務の中ではなかなか難しいため、とても参考になる話を伺うことができました。

仕事と休業はある意味背中合わせであり、それぞれの生活や境遇に応じた制度で会社はサポートしてくれています。そのような体制がある中で、社員は世代を問わずそれぞれのステージでプライベートを充実させることができ、仕事への活力も生みだされ、それが相乗効果となって、会社全体の温かさ(ウォーム)に繋がって行くのではないかと感じました。

最後に、子育て中のお姿を少しでも...と懇願したところ、快く、お子様の日光浴にお散歩をさせている後ろ姿をいただきました。ブログ.jpg

がんばれ、お父さん!フットボールラバーさん、ご協力ありがとうございました。

この記事を書いた人

阿佐見早苗

2011年キャリア入社。
人事総務を経て、現在は経営企画室広報事務を担当。
3歳児と1歳児の子育てに奮闘中。