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会社の成長をバックアップ 新卒3年目経理が語る!業務改善ストーリー

2020.03.11

コーポレート

2017年入社、新卒3年目の岸波です。早いもので3月に入り、来月には新入社員が入って来ると思うとワクワクします。

私は、1年目の後半に経理部に配属となり、現在は経理業務と役員秘書業務を兼務しています。

フォルシアの魅力の一つとしてよく語られるのが、「若手でも裁量のある仕事ができる」こと。
私もまた、そこに惹かれて入社した一人です。

今回の記事では、この3年間で私が実際にどのような仕事をしてきたのか、私が担当している経理業務を中心にご紹介します。

フォルシアを取り巻く環境の変化

私が入社してからのこの3年間で、フォルシアを取り巻く環境は大きく変わりました。

昨年の7月にボールドライト株式会社を連結対象とし、経理部の規模はそのまま、グループ会社の経理業務も受託しています。社員数も増え、売り上げ規模も大きくなってきた今、より一層の成長を目指し、ガバナンスの強化を進めていくフェーズに入りました。

新たに発生した業務は次のような業務です。

  • 月次決算の確立
  • 社内基盤システムの刷新
  • 規程の整備

これらの業務をスムーズに遂行できるようになるまでの道のりを、入社1年目から振り返ってみたいと思います。

ガバナンス強化に向けた経理業務改善

手作業の多い月次決算(1年目)

月次決算を行うようになったものの、IT企業であるフォルシアにも次のような手入力の作業がしぶとく残っていました。

  • ネットバンキングから入出金明細をCSVでダウンロードし、経理システムに仕訳を手入力。
    振込が集中する日には仕訳入力に1日かかることも
  • 経費精算は社員がExcelに入力し、プリントした申請用紙を見ながら経理がExcelに再入力
  • 申請をもとに、手入力で振込予約

これらを約4~5日かけて作業していました。

月次決算の早期化と社内システム刷新PJにジョイン(3年目)

時間がかかっていた決算の作業ですが、月次決算情報を正確かつスピーディーに出すために、決算の早期化を進めることになりました。

定型業務の自動化を図ったことによって、かかる日数は約2日に短縮!!

ちょうど全社的に社内システムの刷新に向けた各種業務の見直しが行われていたタイミングでもあったため、経理関連のシステム化もそれに後押しされた形となりました。

下記、システム化の概要です。

  • グループ会社管理やセグメント管理が必要になり、会計ソフトをアップデート。
    取得した口座明細から仕訳を作成できるようになり、仕訳入力作業は格段に効率UP
  • 決算の早期化において煩雑な経費精算は一番の課題だったため、全面電子化へ向けて検討を重ねる。
    社内システム基盤の刷新が決定し、同時に経理業務全体を再構築
  • 新システムに入力した申請が、そのまま銀行振込データになるよう設定(現在進行中)

規程の整備(3年目)

経理規程、購買管理規程といった、規程類の改定と作成を行いました。規程の整備において一番苦労したポイントは、関係部署との調整です。

例えば購買管理規程一つをとっても、「●●が欲しい」と購買を依頼する部署、実際に購買を担当する部署、支払を行う経理部と、関係部署が多岐にわたります。さらに、各部署には既に運用されている業務フローがあります。

これらの部署をまたいで、それぞれの業務フローとすり合わせ、一つの規程にまとめる工程が一番苦労しました。

日本神話ではイザナギとイザナミが矛で混沌をかき混ぜて島を造ったとされています。
私たちも国生みのごとく、混沌とした業務フローをかき混ぜ、あるべき姿へと整理し、規程を作ったのです・・・!!

フォルシア経理部での仕事のやりがい

一般的に経理部というと、定型業務が多いイメージかと思います。
フォルシアの経理部では定型業務はなるべく自動化し、新しい業務にリソースを割ける体制を整えている最中です。

この3年を振り返ると、自分が取り組む仕事も、仕組みの構築に関する業務の比重が高まった印象です。
今後は連結決算や予実管理など、より知識の求められる業務にも携わっていきたいと思います!

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この記事を書いた人

岸波

2017年度新卒入社。経理と役員秘書を兼務。
この冬、山奥の雪見風呂を体験。暑くなったら、雪で冷やせば永遠に入浴できます。
世界中の秘湯に行きたいです。

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