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ビジネスを創造できる人間になるための第一歩 採用担当が語る新卒社員研修の話

2019.12.04

アドベントカレンダー2019 働く環境 研修・成長支援

FORCIAアドベントカレンダー2019 4日目の記事です。

最近ラグビーにわかファンになった人事総務部の朝比奈です。先週末(12/1)に秩父宮にて開催された関東大学ラグビー対抗戦 早明戦は、25年ぶりの全勝戦!ワールドカップに続き、寒い空気を吹き飛ばすほどの熱戦でしたね。

そんな熱い思いを胸に、本日はフォルシアの新卒社員入社後の研修についてお伝えします。

フォルシアでは新卒社員入社後の約3ヶ月間、役員も含めた先輩社員たちから、社会人としての基礎知識、マナーなどを学びます。職種を問わず「ビジネスを創造できる人間」になるための第一歩として、用意されている研修プログラムは大きく分けて3つです。

  • 基礎研修
  • ジョブローテーション
  • 配属予定部署での研修

技術研修の詳細
19卒エンジニアが奮闘名簿アプリ開発研修
現場での経験が成長を加速させる若手が活躍するフォルシア技術部の教育現場

今回は、この中から基礎研修とジョブローテーションについて紹介します。

基礎研修

4月の約1ヶ月間は社会人としての土台をしっかりと学ぶ期間として、下記のよう基礎研修が用意されています。

  • マナー研修
  • 宿泊研修(河口湖)
  • 顧客との関係について
  • プレゼンテーションセミナー
  • 日本経済新聞(以下、日経新聞)の読み方講座
  • 役員からの研修
  • など・・・

一部の研修について少し詳しくお伝えします。

マナー研修

職種に関わらずプロのビジネスマンとして身につけておくべきマナーについて学びます。

一般的なマナーのほかに、フォルシアの社員として知っておくべきこと・できるべきことをロールプレイング等を交えながら実践的に身に着けられることを目指しています。

近年では、先輩社員が自ら研修テーマを企画し、進んで講師を務めてくれるケースが増えてきています。
たとえば、元アナウンサーの社員による「正しい敬語・言葉遣い講座」や、営業社員による「プレゼンテーション講座」など、新入社員でなくても聞いてみたいようなテーマの研修が行われています。

日経新聞の読み方講座

フォルシアでは新卒入社1年目の期間中、会社より日経新聞が支給されます(今年度より紙版に加え電子版も支給!)。

研修としては、支給された日経新聞をただ読むだけではなく、その日の日経新聞の中で気になった記事を選び、要旨と考察を書くという課題に取り組んでもらいます。
日本経済をきちんと理解し、概要を把握する力・自分の考えをまとめる力を養ってもらうことが目的です。

さらに今年度は、記事の要旨と考察をCOOと先輩社員たちの前で発表し、その後ディスカッションをするという取り組みも行いました。経験豊富なCOOや先輩社員によるアドバイスや考察は、社会に出たばかりの新入社員にはとても良い刺激になったようです。

宿泊研修(河口湖)

1泊2日の宿泊研修プログラムで、同期同士で話し合いながら体を動かすワークを行います。

座学だけではなく実践の中で新たな気付きを得ることができたり、一日ワークを共にした仲間同士で自然と本音で語り合うようになり打ち解けることができたりします。この研修の前後で同期の仲がぐっと深まるところがこの研修の魅力のひとつです。

オフィスから離れて、河口湖の自然に囲まれてリフレッシュすることができるのもこの研修の醍醐味です。

ジョブローテーション

4月の基礎研修を終え、GW明けからは配属予定部署以外の業務を経験します。

例えば、総合職に配属予定の場合でも、JavaScriptを用いた演習課題に取り組み、簡易アプリの実装を体験します。下記はジョブローテーションの一例です。

  • 技術職:プロダクト部インフラチーム→営業→IT推進部
  • 総合職:技術→IT推進部→プロダクト部インフラチーム

このように、数週間ずつ交代制で他部署の業務を経験することで、社内全体を理解することができるため本配属後の業務に役立ちます。また、各部署の様々な先輩と交流できることも魅力です。

実際に研修を受けた感想

今年度の新人研修後に行ったアンケートの中から、いくつか感想をご紹介します。

ジョブローテーションをする中で、営業では自力で社内外の情報を集めてSpookやフォルシアの強みを考え、自力でアイディアを練り上げる経験ができてとても勉強になりました。
IT推進部やインフラチームでは、社内プロセスの改善にわずかながら携わることができ、最新のAWS環境の基礎についても学ぶことができ、短い期間ながら技術スタックを広げる契機となりました。
(技術職)
基礎研修中の講義は各先輩による講義が個性盛りだくさんで、とても面白かったです。
たとえばフォルシアの開発についての講義では、割りばしとコピー紙のみを用いてチームで塔を作るというワークを通じて開発手法の違いについて教えてもらいました。より面白く・わかりやすく伝えようとしてくださる先輩方の思いを感じました。
(総合職/営業)
ジョブローテーションで技術職の仕事を体験したことで、コードを書く際はやみくもにするのではなく、先に構造的な理解をした上で書くことが大切だと知りました。
初心者の私にとっては難しいことも多々ありましたが、メンターの先輩が一日に何度も私の席まで様子を見に来て下さり、わからない内容を丁寧に教えてくださいました。日々の業務でのエンジニアと営業の円滑な連携の秘訣を垣間見た気がします。
ただ各部署を経験し社内のことを知るだけではなく、配属後のそれぞれの業務、更にはフォルシア以外でもこの先役立つであろう知識・経験を積める研修だと感じました。
(総合職/カスタマーサクセス)

各々、研修から多くを吸収してくれたようで、人事としては嬉しい限りです!

さいごに

フォルシアの研修では挨拶やマナーといった社会人としての基本だけではなく、宿泊研修(河口湖)やジョブローテーションなど多様な研修を通してチームの一員としての振る舞い方を多面的に学ぶことができます。
様々な能力やバックグラウンドを持った社員がそれぞれの役割を果たし、「ONE TEAM」としていかに最大のパフォーマンスを発揮するかということがとても大切です。

研修プログラムは、より良いものにしていくために毎年少しずつ見直しをしています。この記事を読んでいる学生の皆さんが入社されるときには内容は変わっているかもしれませんが、考え方として参考にしていただければと思います。

さて、2021新卒採用も始動しています!興味を持った方はこちらからぜひご応募ください!

この記事を書いた人

朝比奈 陽子

2013年度新卒入社。営業の経験を経て、2018年より人事総務部に所属。
現在は、採用・教育・制度設計を主に担当。
(ちなみに私の出身大学は早稲田でも明治でもありません)