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【事例紹介】Cansell株式会社「間口を広げて予約率向上へ」 Googleホテル広告導入促進プログラム

2019.11.28

Googleホテル広告

日本初のキャンセルしたい宿泊予約の売買サービス「Cansell」を運営しているCansell株式会社様。

課題は、ユーザーが出品した宿泊の予約率向上のために、予約の間口を広げていくことでした。その解決に向け検討したのが、毎日多くのトラフィックを抱えるGoogle上で宿泊データを表示できるGoogleホテル広告の導入を実施することでした。出稿にあたって、旅行予約やホテル業界にも知見があるフォルシアの導入促進プログラムをご採用いただき、宿泊予約の間口拡大を実現しました。

Cansell株式会社 代表取締役 山下様

ビジネスモデルについて

キャンセルしたい宿泊予約の権利を売買するサービスです。シチュエーションとしては、宿泊施設を予約したけど何らかの理由によって行けなくなってキャンセルしなければいけないときに、代わりに泊まってくれる人を探し、宿泊権利を販売・譲渡することで、キャンセル料の負担を減らすことができるメリットがあります。

出品者にとってのメリットだけでなく、買う側からしても本来の価格よりも安く宿泊することができる。さらに、宿泊施設にとっても、本来であれば空いてしまう枠にお客様が来てくれる。急なキャンセルの救済策として「Cansell」の仕組みを機能させることがそれぞれのステークホルダーの満足度向上につなげられると考えています。

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Googleホテル広告への掲載によってどのような効果が見込まれますか?

ユーザーがGoogleで宿泊施設の検索を行った際に、「Cansell」でその宿泊施設のプランの出品があった場合、Googleの画面上に表示されます。その際、他の旅行会社・OTAの宿泊プランと比較するとお値打ち価格が表示されるためクリックされる確率が高く、新規ユーザーの獲得につながっています。

検索結果画面.png

他の宿泊プランと比較すると圧倒的お値打ち価格が目立つ

弊社のサービスにおいては、ユーザーが増えることが宿泊予約率向上につながりますので、引き続き効果に期待したいです。

Googleホテル広告の導入にあたって、フォルシアに支援を依頼されたきっかけはありますか?

昨年、Googleホテル広告を始めたいと知人に相談した際に、インテグレーションパートナーであるフォルシアさんを推奨してもらったのがきっかけですね。旅行関連会社との取引実績もあって、旅行・ホテル業界に詳しい、知見があるということで安心して任せられました。

すでに、旅行会社数社とのGoogleホテル広告導入促進プログラムの実績もあったので、掲載までの流れもとてもスムーズでした。自社のリソースをサービス強化のために費やしたいので、出稿に向けた配信設定などを代行していただけて非常に助かっています。

図1.png

Googleホテル広告掲載までの流れ

フォルシアの担当者の印象はありますか?

担当のエンジニアの方がとにかくすごい。彼に言われたことをやっておけば間違いなく上手くいきます(笑)。

営業の方にも、いつも関係各所の調整に尽力していただいていて感謝しています。今後も引き続き、メタサーチとの連携や、名寄せ、データ回りのことなど色々とお願いしていきたいです。

今後の展開について教えてください。

今後は、グローバル展開を視野に入れています。世界中の人に、「Cansell」を使ってもらいたい。グローバルでNo.1のサービスにしたい。そのためにも、まずは宿泊パートナーシップの幅を広げていかないといけないと思っています。

フォルシアとのビジネスという観点で言うと、検索以外にもダイナミックプライシングについて積極的に取り組んでいる話も聞いているので、今後はその辺りに関しても一緒に何かやっていければと考えています。ユーザーの課題解決につながるようなことはどんどん取り入れていきたいですね。

企業プロフィール

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Cansell株式会社
2016年創業。日本初のキャンセルしたい宿泊予約の売買サービス「Cansell」を運営。
「Cansell」は、行けなくなったホテル予約をかんたんに売ったり買ったりできるサービス。
本来キャンセル料を支払うはずだった宿泊予約を、そのホテルに泊まりたい人に販売・譲渡できるような仕組みを提供することで、キャンセル料支払いの悩みを解決。

Cansell
https://jp.cansell.com

※所属および記載内容は、インタビュー当時のものです。