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フォルシアも協賛 PostgreSQL Conference Japan 2023に行ってきました!

2023.12.19

PostgreSQL セミナー・勉強会

DX事業部1-2ユニット、新卒一年目エンジニアの水野です。
去る11月24日に、東京AP日本橋にてPostgreSQL Conference Japan(以下postgreSQLカンファレンス)が開催されました。フォルシアはRDBMsとしてPostgreSQLを長年使用しており、シルバースポンサーとして協賛、およびスタッフ参加をしました。当日は私含め5人のエンジニアが参加したので、イベントの様子をレポートさせていただきます!

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PostgreSQL Conference Japanとは

PostgreSQLカンファレンスとは、日本PostgreSQLユーザ会が毎年開催している技術者向けの講演会です。
私自身は初めて参加させて頂いたのですが、10年以上続く歴史の長いカンファレンスであり、弊社フォルシアも何回か参加させて頂いています。
今回は当日の様子、会場で行われたいくつかのプログラムについてレポートします。

当日のプログラム

当日のプログラムは4つの部屋に分かれて多種多様なセッションを聞くという形態でした。
講演プログラム一覧は、日本PostgreSQLユーザ会のイベントページでご確認いただけます!)
なかでも参加させて頂いた中で、個人的に興味深かった実践的な2つの講義についてご紹介します。

講義①「正規表現で行パターンを検索する「行パターン認識」をPostgreSQLに実装しよう!」

まずはSRA OSS LCCの方による、PostgreSQLで実装されたパターン認識機能のご紹介です。
当日の発表資料は下記リンクでご案内いただいております。

postgreSQLはデータに対する条件の絞り込み検索が得意ですが、時系列によって変化するデータの認識を得意としていません。
この機能は時系列の軸に基づいてパターンを問い合わせる、というもので、たとえば「10秒に10回以上~~というエラーが出ているタイミング」といったような調査に非常に役立ちます。
業務においてはしばしばこういったサーバーログの調査を行うため、非常に魅力的な機能の解説でした。
バージョン17で実装できたらいいな、とのこと! 非常に待ち遠しい...。

こちらは概要説明、具体的に想定される使いどころ、最後にデモを行っていただき、非常にその実用性が理解しやすく感じられました。
このようにPostgreSQLの機能自体を開発している、といった話はなかなか伺える機会がないため、これぞ大規模なカンファレンスの醍醐味です...!

講義②「DBの状態を知って安定運用を実現しよう!~pg_statsinfoのご紹介~」

次に、株式会社アシスト 保田 公貴氏による、周辺ツールの一つであるpg_statsinfoの紹介になります。
このツールはPostgreSQLサーバーの統計情報や稼働状況を一定の時間間隔で取得する機能をメインとした機能を持っています。
定期的にスナップショット(その時点での状態を丸ごと保存したもの)を取っておくので、過去の状態も分かる点は勿論、閾値超えをメッセージとして出してくれるアラート機能は非常に役立ちそうです。
またレポート確認にあたっては拡張機能を用いることで、HTMLとしてレポートをよりグラフィカルに確認することもできます。
個人的にはこの点が業務内で使用したjestというツールにも通ずることがあり、使用感の良さをイメージすることが出来ました。

他にも、適切なPostgreSQLplatformの活用を議論する「いま改めて考えるpostgreSQLplatform-コンテナからマルチクラウドまで」、
chatGPTとPostgreSQLを接続する 「pgvectorを使ってChatGPTとPostgreSQLを連携してみよう!」など、様々な興味深いセッションに参加させて頂きました。

PostgreSQLコミュニティへの感謝

非常にお世話になっているPostgreSQLコミュニティへの貢献ができれば、ということで、今回弊社からは運営スタッフとして関わらせていただいた2名を含む5名で参加させていただきました。
スタッフとして参加した谷井さんの感想を伺いました。

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スタッフとして参加したお二人(左:石井さん、右:谷井さん)
素敵な「ポスグレチョットデキル」Tシャツ!

ー谷井さんは以前にもご参加されたとのことでしたが、今回参加されて新しい発見や気付きなどありましたか?

谷井:
私はコロナ禍以来、4年ぶりに参加させていただきました。
4年前は品川の会場での実施だったと記憶していますが、その時と比べても大きく・新しくなった会場に、朝からたくさんの方が参加されていてとても活気があり、PostgreSQLコミュニティの盛り上がりを肌で感じました。

弊社フォルシアは、膨大・複雑なデータを高速検索するプロダクトを提供しており、RDBMSとして長らくPostgreSQLを使い倒させていただいています。使いやすい設計や、充実した組み込み関数、拡張性の高さなど、PostgreSQLはプロダクトのパフォーマンス発揮に不可欠な存在です。
今回、協賛および運営スタッフ協力という形で、ささやかながらコミュニティへ直接的に恩返しをする機会をいただけてとても嬉しく感じています。

当日の運営スタッフとしての参加は初めてでしたが、実行委員のみなさまの準備・運営はとても円滑で洗練されていて、JPUG理事の方をはじめ、多くの方が長くコミュニティを支えてくださっていることを改めて痛感しました。フォルシアとしても、今後も感謝の気持ちを忘れず、できることから貢献し続けていきたいと感じました。


最後に私からも感想を述べさせていただきます。
このような技術を支えるコミュニティへの貢献や情報を伝え合う最先端の場所に、1年目ながら参加させていただくという機会は非常に貴重な体験でした。本当にありがたく思っております。
特に強く感じたのは、業務に活かせそうな技術への興味深さは勿論のこと、PostgreSQLというOSSの設計思想や概念について、そのコミッターの方から直接伺えることの面白さです。
目的を達成するために、いちユーザーとしてどのように技術を活かしていくか、という視点ではなく、技術そのものであるPostgreSQL自体を改良していくという視点がとても新鮮で興味深かったです。
また改めて、沢山の方々がPostgreSQLを支えていること、エンジニアコミュニティの活気を目の当たりにし、非常に感銘を受けました。
私自身、いちエンジニアとしての技術力はまだまだ至らないものの、OSSやそれを支えるコミュニティへの感謝を忘れず、弊社フォルシアを通じて貢献していけたらと思っています。

フォルシアは現在エンジニア募集中です!

最後に、今回カンファレンスでは弊社のエンジニア募集フライヤーを配布させて頂きました。

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資料はこちらから!

フォルシアではPostgreSQLを用いた高速検索技術を生かし、Webアプリケーションの開発を行っています。
データの活用、検索の高速化をやりたい!PostgreSQLが好きだ!というエンジニアの方は、ぜひフォルシアのカジュアル面談にいらしてください。
お待ちしております!

この記事を書いた人

水野凜

フォルシア1年目エンジニア。EC・MRO業界webアプリケーションの保守運用・開発を行っています。
年明けの音楽祭に向け、久々に楽器に触れて苦戦中。

フォルシアではフォルシアに興味をお持ちいただけた方に、社員との面談のご案内をしています。
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