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収穫沢山の初出張記!~新人営業の濃厚な2日間の経験~

2022.01.18

こんにちは!新卒入社1年目、営業職の芦田です。
昨年の12月下旬に1泊2日の日程で箱根へwebコネクト電子クーポン営業のための出張に行ってまいりました!

~webコネクト電子クーポンとは?~

フォルシアが21年4月より提供しているwebコネクト電子クーポンは、二次元バーコード読み込み型の電子クーポンサービスです。利用者は施設に設置される二次元バーコードをスマートフォンで読み込むだけで簡単にサービスを利用することができます。

詳しくはこちらの電子クーポンのニュースリリースをご覧ください。


学生を卒業して4月に新社会人として入社したばかりの私にとっては今回が初の出張だったため、何から何まですべてが新鮮な体験でした。
名刺交換や資料の配布などの基本的な社会人マナーですら、新人研修の際に机上で教えていただくのと実際にお客様と対面で行うのとでは緊張感も含めて何もかもが違います。

新型コロナウイルスの影響でお客様と直接お会いしてお話しする機会が少なかったからこそ、実際の現場で経験できることの価値をより一層感じられたように思います。

今回の出張では、2日間の日程で現地の観光施設を計9か所訪問し、電子クーポンの導入に関する説明と現状のヒアリングをさせていただきました。

朝から晩まで付きっ切りで指導してくださった同じチームの先輩からは、出張前に「1年目でこんなに沢山の営業を一度にする経験は貴重なので、1回1回の場を大切にね」というアドバイスをいただいており、気合十分に臨みました。

それでは、箱根出張記のスタートです!

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今回の出張の経緯

そもそも、今回なぜフォルシアは出張営業することになったのでしょうか。
webコネクト電子クーポンサービスを説明するにあたっては、

  1. 電子クーポンを導入する企業(=箱根へ送客する旅行会社)
  2. 電子クーポンを利用する場である現地施設(=箱根の現地観光施設)
  3. 実際に電子クーポンを利用する利用者(=箱根を訪れる旅行者)

の三者の関係を整理しておく必要があります。

webコネクト電子クーポン導入によってこれまでの紙チケットを電子化することで、それぞれに与えるメリットは十分大きいのですが、現場の声である現地施設のご理解を得ないまま旅行会社が単独で導入を進めるわけにはいきません。電子クーポン導入にあたっては、二次元バーコードの設置や現地でのオペレーションをはじめとする現地施設の協力が必要不可欠だからです。

また、フォルシアとしても現場の声を聞くことで、webコネクト電子クーポンの改良に繋げることができれば一石二鳥です。

以上の経緯から、現地施設の方々に直接webコネクト電子クーポンのご説明をし、今後の導入に向けたご理解ご協力をいただくことを目的として出張営業を行いました。


今回得られた学び

今回の出張では、主に以下の2点の学びを得ることができました。

①先入観を持って決めつけず、想像力を働かせてよく考えるべし。

正直、出張で現地を訪れる前は、クーポンの電子化に関して持っている課題感はどこの施設でも同じようなものだろうと考えていました。紙チケットのもぎりや保管作業に人的コストがかかってしまったり、精算のために利用人数を集計する作業が煩雑であったり...。
フォルシアのwebコネクト電子クーポンはそのような手間となる作業を削減し、業務改善に繋げることのできるサービスであることをお伝えするつもりで出張に向かいました。しかし、それぞれの施設で実際に現場の方のお話を伺うと、ひとつとして全く同じ課題感を持つ施設はなく、どこもそれぞれに個別の悩みを抱えていることが分かりました。

一律の対応で解決できると決めつけるのではなく、施設毎の違いや特徴をもっと考えて出張に臨めれば良かったと思いました。

②現地に赴くからこそ分かることは沢山ある。

新型コロナウイルスの影響でリモートワークやオンライン会議が進み、以前に比べ対面であることの必要性が薄くなった昨今ですが、今回出張に行ってみて、やはり現地に行くからこそ分かることは多々あるのだと感じました。例えば、現状のオペレーション業務をどのように行っているのか、どういったお客様に多く利用されている施設なのか、webコネクト電子クーポンを導入いただいた際にはどのようにご利用いただくのが良さそうか...など。

これらは必ずしもオンラインで分からないわけではないですが、直接見聞きするのと比べた場合の理解度は段違いだと思います。また、直接顔を合わせて会話をすることも非常に大切だと感じました。今回のように初対面同士での会議の場合は特に、対面であるがゆえにコミュニケーションを円滑にしやすくなり、より説明時にご納得いただきやすい環境を作ることができたのではないかと思います。

このような点が自身の学び・気付きとなりました。

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次に活かしたい反省

もちろん、出張中は良かったことだけではなく、数多くの失敗もありました。

今回の出張訪問にあたっては事前に各施設の下調べを行ったり、ロールプレイ形式で説明の練習をしていきましたが、実際に行ってお話を聞いてみると全く準備が足りていなかったことが分かりました。

主な反省点としては以下の2点です。

①ヒアリング内容の検討が不十分だった。

現場で実際にご利用いただくにあたっての想像力が足りず、先入観を持って「どの施設も一律の悩みを抱えているだろう」と決めつけてしまったことで、事前のヒアリング内容の検討が不十分でした。
より有意義な出張の場とするために、ただ施設のホームページを眺めるだけではなく、旅行会社のパンフレットを集めて比較するなど、事前に準備できたことはもっとあっただろうと思います。

②聞くべきこと/聞かなくても良いことの取捨選択ができていなかった。

出張の中の限られた時間である貴重なヒアリングの場で、必要十分に聞くべき内容を聞き出すことが自分一人では不十分で、まだまだ力不足であることを実感しました。幸い、同行していた周囲の先輩方がフォローをしてくれたおかげで、なんとかその場を切り抜けることができましたが、本来であれば自分がもっと中心となって発言すべきであったと感じる部分も多々ありました。

webコネクト電子クーポンをご利用いただくにあたり、どうしたら利用者にとっても現地施設にとってもより使いやすいサービスになるのか。今回の出張で聞くことができた現地の様々な声を今後の改良に活かしていきたいと思います。
チーム一丸となってこれからも頑張ってまいります。


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終わりに

今回の出張を通じて、改めて自分の身の回りにはお手本となる素敵な先輩方が沢山いることを実感しました。積極的に若手に経験を積む場を与え、失敗に備えて手厚いフォローも用意してくれる環境がフォルシアには整っていると感じます。

分からないことだらけで不安の多いスタートでしたが、営業の仕事の醍醐味である、お客様の声を実際に聞いてより良いサービスの向上に役立てていく経験をさせていただけたことは仕事をする上で自信にもやりがいにも繋がりました。本当に貴重な経験をさせていただけたと思っています。これからも貪欲に自分の成長を追い求めていき、そして将来的には自分が得た学びを周囲に還元していけるようになりたいです。

大きな学びを得ると同時に楽しい思い出が沢山生まれた箱根出張。
現地でお世話になった皆様、本当にありがとうございました!

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この記事を書いた人

芦田 紫里

2021年新卒入社。
上長におすすめされてお土産で購入したちもとの湯もちが美味しかったです。

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