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キーボードへのこだわりを探ってみた~非エンジニアのCuriosity~

2020.12.06

アドベントカレンダー2020 エンジニア テクノロジー

12月が始まり、既に1週間。2020年があと3週間で終わってしまうなんて信じられない!と思いながらアドベントカレンダーを書いている事業開発部の岡地です。

いきなりですが、私はエンジニアではありません。プログラミング経験はゼロで、新人研修のOJTで先輩に教わりながらコードを書いたり、簡単な名簿アプリを作ったりしたくらいです。
そこで今回は、非エンジニア代表として、エンジニア社員に対して「?」と思う部分を独自調査してみることにしました。具体的には、開発に欠かせない開発用キーボードについてです。

入社してビックリ!十人十色なキーボード

キーボードと聞けば、一般的に長方形の四角いボタンがある絵が思い浮かぶのではないでしょうか。私もその一人でした。

しかし、入社後にエンジニアたちのキーボードを見て、未知との遭遇状態になりました。エンジニア界では普通のことなのかもしれませんが、私にとっては知らない世界が広がっていたのです。それではさっそく、エンジニアの声とともに多種多様なキーボードの世界を紹介させていただきます!

目を見張る驚き、左右が分かれたキーボード

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キーボードが左右に分割されているキーボードです。分割部分は非常に芸術的な凸凹で、タイピング心地はどんな感じなんだろう・・・?と、見ているだけでわくわく感にかられます。
コードを打っているときのエンジニアの姿勢も独特なので、この姿勢は左右分割型かな!?と予測できたりします(もちろん、全員が全員というわけではありませんが!)。

このキーボードを選んだ理由・きっかけは?

  • 肩がこることに悩んでいて、先輩におすすめしてもらったため
  • 肩こり改善。左右のキーボードの間にノートを置けるのがよい。軸の打感がよい
  • キー配置が特殊ではないから

お気に入りポイント!

  • 一般的なキーボードと比べて肩を抱きこまないので姿勢が良くなる。また手首も自然な角度を保てるのでとても楽
  • 手が小さく不器用なためFnキーを右側のキーボードのスペースに設定できるのが最高
  • キー配置が特殊ではないので、他のキーボードをタイプしないといけない機会があっても戸惑わない

よく見るとすっごくコンパクト...HHKB配列キーボード

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一見普通のキーボードと変わらないように(私には)見えますが、よく観察するとキーがギュッとまとまっていて超コンパクトなものがこちらのHHKB型のキーボード。確かによくよく見てみると、F1~12らへんの部分がありません。
また、無文字盤のものや有文字盤のものがあり、配列も日本語配列やUS配列のものなどがあるそうです。

このキーボードを選んだ理由・きっかけは?

  • 押し心地最高、コンパクト、かっこいい
  • 上長が使っていたから
  • まずUSキーボードであること。また、体に優しい

お気に入りポイント!

  • タッチした時の打鍵音と感触が最高。やみつきになります
  • 押し心地が良く、タイピングしているときに気持ちがいい

凄い形!人間工学に基づいたキーボード

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なかなかお目にかかれなさそうなキーボードが現れました。通称エルゴノミクスキーボードと呼ばれ、極力人間が自然な形でタイピングできるよう設計されているそうです。

上記の湾曲したタイプでは、リストレストと呼ばれる部分(手首を置く場所)がデザインされており、タイピング時にかかる手首への負担を大幅に減らしてくれるとか。

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また、お椀型と呼ばれるタイプも存在し、キーボード部分(画像上左右部分)がお椀の中に埋め込まれているような形をしています。普通に生活していたら出会えませんが、この調査の中で出会えました。
この画像以外にもエルゴノミクスキーボードには様々な種類があるそうですが、これまた奥が深い・・・調べきれない!

このキーボードを選んだ理由・きっかけは?

  • 10年前当時、エルゴ系のものを探していて見つけた
  • 購入当時、超円高でお手頃だったから

お気に入りポイント!

  • 左右分割式よりは狭いが手が開いて自然な姿勢となる
  • お椀型を使っており、すべての行に指が届きやすい
  • リマップはもちろんのこと、マクロまでキーボード単体で組むことができる
  • 親指をモディファイヤ、エンター等に使えるので小指に負荷がかからない

若手からベテランエンジニアまで~初期装備を選んだ理由~

入社当時支給されたキーボードをそのまま使っているエンジニアも多数います。理由を聞いてみました。

  • 自分が会社支給のものに順応することを選んだ
  • キーボードにこだわりがなく、初期装備を使い続けている
  • 会社支給のものに慣れたため
  • RPGの初期装備「ひのきのぼうとぬののふく」で魔王を倒すのと同じロマンがある。初期装備が逆にかっこいい

上記のように、色々な意見がありました。RPGの件は調べてみましたが、よくわかりませんでした(ファンの方ごめんなさい)。でも、ロマンがあることはなんとなくわかった気がします・・・!
キーボードではありませんが、私も小学1年生の時に父に名前を書いてもらったはさみを、上京するときも東京に連れてきて、社会人になっても家で使っています。これもロマンでしょうか。

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キーボードとは全く関係のない、岡地の私用はさみ

その他のキーボード

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執筆者の長年愛用私物キーボード(イメージ図)

ご紹介したキーボード以外にも、

  • キートップの文字が消えにくいもの
  • 打鍵音が静かなもの
  • 赤ポチで有名なもの(赤ポチがあると落ち着く)
  • 薄型のキーボード(打鍵のストロークが浅くて指が疲れにくい)
  • テンキー(キーボードの右側にある電卓みたいな部分)がなくコンパクトなもの
  • 電気屋さんで運命的に出会ったもの
  • お気に入りポイント:印字ミスでLがOになっている

など、様々な愛用キーボードに対する想いを聞くことができました。

最後に

以上、キーボード素人ならではの目線で独自調査をしてみました。エンジニア目線では当たり前のことかもしれませんが、非エンジニアにとっては目からうろこのことばかり。みなさんはどのキーボードに心惹かれましたか?自分が一番使ってみたいのは左右分割対応のものですね(使いこなせるかはわかりませんが(笑))。

将来エンジニアを目指している方でこの記事を読んでくださっている方がいましたら、自分にフィットするキーボードを調べてみるといいかもしれません。そうでない方も、こんな世界があるんだなと少しでも知っていただけたら嬉しいです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

この記事を書いた人

岡地 碧

ICU(国際基督教大学)卒業後、2019年フォルシアに新卒で入社。
最近、お花とハーブティーがマイブームです。