データクレンジングツール「Masstery」 短縮商品名の自動作成機能追加 ~商品マスタ作成に伴う業務負荷を大幅に削減~
フォルシア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:屋代浩子、以下フォルシア)はこのほど、当社が提供するデータクレンジングツール「Masstery 」に付随する機能として、製造業、卸売業、小売業等のECサイト運営者の商品マスタ作成業務の負荷を大幅に削減させる「短縮商品名の自動作成」機能を実装したことをお知らせします。
データクレンジングツール「Masstery 」は、不揃いなデータのフォーマット統一、更新情報の取得、不正データの検知など70以上の機能を自由に組み合わせることで、人手でしか対応できなかったデータ整備を自動化するSaaS型のデータクレンジングツールです。2020年のサービスリリース以来、多くの企業にご導入・ご好評頂いております。
従来、ECサイト運営者は、景品付き商品や輸入商品など商品名の長い商品を自社の基幹システムに登録する際に、基幹システムの商品名カラムの上限桁数に合わせて商品名を短縮させるといった作業を行っています。この作業は往々にして担当者の手作業で行われており、商品名を短縮させる際のルールに統一性がなかったり、担当者の商品知識によって精度に偏りが出たりといった属人化や、品質のばらつきといった課題が散見されていました。また、昨今のEC取引における商品の取扱い点数増加に伴い、担当者の業務負荷は高まり、商品マスタを維持するコストの増加に苦悩する一方、経営面からはEC取引の重要さが増してきており、その情報基盤である商品マスタの整備は、各社の最優先課題の1つとなっています。
この度フォルシアでは、これらの課題に対処するため、Massteryに短縮商品名の自動作成機能を追加。短縮ルールと商品名カラムの上限桁数を予め設定しておくことで、商品データをMassteryにアップロードするだけで短縮商品名が自動で作成されます。
本機能をご活用いただくことで、これまで担当者によって手作業で行われていた業務が自動化され、業務負荷が軽減されるとともに、自動化の前提となるルールの明確化や、人に依存しない運用となることでの精度の均一化が図れ、飛躍的な生産性向上を推し進めることが可能となります。
【データクレンジングツール「Masstery」 短縮商品名の自動作成機能の特徴】
特徴1:柔軟な桁数設定
販売先ごとに指定されている上限文字数に合わせて柔軟に桁数を設定
販売先ごとに手作業で桁数を調整する必要はありません
(例) ・ A社 → 16桁
・ B社 → 20桁
・ C社 → 24桁
特徴2:重要部分の自動抜き出し
商品名の中で重要な部分のみを自動で抜き出し、短縮商品名を生成
どういった要素を抜き出すかはルール設定にて事前に設定可能です
(例) ・ 商品の型番情報
・ 商品の色(カラー)情報
▼短縮商品名の自動作成機能イメージ図
▼短縮商品名の自動作成機能使用例
フォルシアは創業以来、膨大かつ複雑なデータの活用を強みとし、旅行業界を皮切りに商社やメーカー、試薬業界など業界を問わずデータを扱われる全ての企業の課題解決を進めてきました。当社は今後も、国内・海外の多種多様な企業の業務効率化の一助となれますよう、製品の開発・改良を進めてまいります。
【データクレンジングツール「Masstery 」】
手作業で行っていたデータクレンジング作業をノーコードで自動化
これまで手作業で行っていたデータの整備・更新・統合作業を簡単な3ステップの操作で自動化することができます。データの変換ルールも難しいコードを用いずに日本語的な表現を用いて登録することが可能です。
<操作手順>
1.データの変換ルールを登録
2.データをアップロード
3.データをエクスポート
データ整備に必要な70種類以上の機能を組み合わせてご希望の変換を実現
豊富に取り揃えた70種類以上の機能を組み合わせて多様化するデータ整備のニーズにお応えします。VLOOKUPや別シートから引用しての置換など、通常のExcelを用いた作業では複数のシートを横断する変換も自動化が可能です。
複数のフォーマットへの出力が何度でも可能
複数のデータをアップロードするだけで不揃いなフォーマットのデータを、ご希望のフォーマットに揃えて統合・更新します。また、出力する際のフォーマットも複数登録でき、何度でも出力し直せます。どのご担当様にとっても活用しやすい形でのデータ整備が可能です。
▼各機能の詳細については下記Massteryプロダクトページをご覧ください。
https://mstr.forcia.com/function-introduction/
ニュースリリース
PDFダウンロードこちら