製品情報

Spook®開発の背景と進化

 

SpookR概念図

 

見つけやすさを最優先した検索をご提供します。

Spook®は金融の分野で投資決定、運用判断などに活用してきた金融工学の発想と視点を、検索技術に取り入れています。誰でもできるだけ簡単に目的の情報に最適に到達するというコンセプトで構築されています。

一般的なテキスト型の検索エンジンと異なる点は、情報を格納する際のデータの抽象化のバランスを調整することで、多種多様な業種・商品にフィットさせることができる所です。現在、旅行・流通・EC業界など各社にご利用いただいているSpook®のエンジン部分は、すべて同じコンポーネントを用いて構築されています。これらの各業界のトップ企業で積み重ねてきたサービスの経験を基に、今後も最新技術を追求して、さらなるサービスの向上を図ってまいります。

 

Spook®の開発の背景

金融工学の世界で利用されている「モダン・ポートフォリオ・セオリー」も、ブラック・ショールズに代表される「オプション理論」も分解すれば数学や統計学を活用した手法です。これらを状況に合わせて組み合わせることで市場の動きを説明することに先駆した理論が徐々にマーケットに浸透し、標準化されて行きます。やがてその標準化された理論自体がマーケットを動かす力にもなります。

一方で、マーケットは「情報」に反応して動きます。「情報」が早く正確に伝達された者の目に映るマーケット、「情報」をまだ持っていない者の目に映るマーケット。そこに市場の歪みが生じます。更にマーケットには人間の「欲」と「恐怖」というとてつもなく大きな力が働きます。理論で説明がつく穏やかなマーケットもあれば、理論では説明がつかない激しい動きもおこります。

金融デリバティブに携わる多くの者は、この歪みをいち早く捕らえ、そこから最大利潤を得るために日夜「金融工学」と言われる技術を競い合います。もし仮に「情報」が全ての参加者に均等に効率的に与えられ、真に効果的なマーケットが実現されれば大きな超過利潤を得られる機会は存在しなくなります。

確かに醍醐味がある世界ではありますが、ある面では情報の偏在を糧としているに過ぎず、金銭的な超過利潤の追求は対極的に見ればゼロサム・ゲームに他なりません。


「この情報の偏在を利用する技術を、情報の偏在を無くすことに利用できたら?」

フォルシアの出発点はここにありました。金融の世界から目を転じると、社会には情報から遮断されたり制限されたりすることによる不利益が生じている事象が数多く存在します。

金融の世界では「情報の偏在」を無くすことは収益の機会を喪失することに直結しますが、サービスやものの流れの世界では違うはずです。良質な情報が広くあまねく消費者に浸透することで、消費者はより良いサービスやものを入手でき、供給者は更に進んだサービスやものを提供すべく切磋琢磨する。「情報の偏在」を是正することが、まさにWinWinゲームを促進し、社会の生産性を高めてゆく。

フォルシアとして、ここに我々の貢献の場があると考えています。

Spook®はこのような発想から生まれた検索エンジンです。すなわち、金融の世界で培ったノウハウを活用し、社会から可能な限り情報の偏在や制限を無くすこと。「金融工学」の発想がSpook®のエンジンの開発に応用されています。

 

 

FORCIA Chief Operating Officer(FORCIA 開発責任者)

東京大学理学部情報学科卒、
マサチューセッツ工科大学経営学修士
野村證券株式会社国際業務部〔スワップ、オプションを用いた金融商品の開発〕
モルガン・スタンレー証券株式会社金融商品開発部〔金融派生商品の組成およびマーケティング〕
米国公認会計士試験(UniformCPA Exam)合格
日本証券アナリスト協会検定会員
米国証券アナリスト(CFA)